ITパスポートに合格すると、積極的な人に変わります

ITパスポート資格取得すると、どのような効果があるのか?貴重な時間を費やして試験勉強をするのですから、取得後のことを知りたくなるのは当然だと思います。
「職業人の誰もが最低限身につけておきたいIT知識」は、実際にはどのように役立つのか、ここでは管理人自身の体験をもとにお話ししたいと思います。

●パソコン使うだけから、使い方を工夫する人へ

ITパスポート試験に合格して、僕がいちばん変わったことは職場でも進んでIT活用の工夫をするようになったことです。たとえばグループウェア技術を使ったファイル共有などがそれです。
僕は、外壁塗装会社で営業社員として働いています。戸建住宅は外壁を新しく塗り替えると長持ちして見た目も見ちがえるほど綺麗になります。だから工事の前と後の写真をストックしておくと、それはいわゆるビフォー・アフターみたいに、新しいお客様へのつよい説得材料になるのです。
ITパスポートの資格取得後、僕は会社にこのストック写真の共有化を提案しました。個々人が自分だけの実績データを使うよりも、誰のお客様の写真も使えた方が会社全体の営業活動にプラスになると思ったからです。

こういうことは大きな会社や、小さくてもIT化が進んでいる会社なら当たり前のことかもしれません。しかし建築系の小さな会社は決してそうではありません。弊社での写真データのグループウェア化は会社の投資はゼロで、僕が概要を説明して、みんなでパソコンの設定を変えるだけで済みました。小さなことに思えるかもしれませんが、ITパスポート取得以前の僕にはとてもできなかったことです。

●積極的にIT情報を求めるようになります

「ブラウザとメールとエクセルが使えれば、それで仕事できるじゃないですか!」という以前の考え方から、僕の意識はずいぶん変わりました。
「OSのXPを高速化するにはどうしたらいいか」
「セキュリティーはいまのレベルで本当に大丈夫か」
「ネットワークをもっと有効に使う方法はないか」
などなど、社内のIT環境を見る意識が以前とはちがうのです。

僕は決してITにものすごく興味があるわけではありません。プライベート・趣味としてはパソコンよりも音楽や映画の方がずっと興味があります。だからそれまでもパソコンは「使えればそれでいいじゃないですか」という意識レベルでした。

しかしITパスポートの勉強をしてから意識が変わりました。なぜならITの基礎を知るようになり、ITが今後どれくらい世の中の仕事全般に影響をおよぼすのか、なんとなく想像がつくようになったからです。
みなさんITはもうすごく普及しているように思われるかもしれません。でもこれまでの普及は「広く普及」で、もっと「深く普及」するのはいよいよこれからです。
深く普及しても「ユーザーとして使えればそれでいいじゃないですか」というだけなら問題ないでしょう。でも今後ITで何かビジネスやりましょうとなった時に、基礎知識から少しずつ積み重ねた知識がないのは致命的だと思うのです。

どんな分野の勉強も役立ちます。そしてITの勉強は、今後は技術者でなくても最も役立つ学習分野のひとつだという気がします。