ITパスポート試験は、合格さえすればOKとは考えないことです。

ITパスポート試験は独学でも合格可能かどうか!?
このことは受験者か社会人か、また社会人の方でも日常的に仕事でパソコンを使っている方かどうかによって、答えもかなり変わってくると思います。
とはいえITパスポート試験は合格率が40%以上の比較的やさしい部類の試験ですし、試験主催団体であるIPAも、出題のガイドラインとなる共通キャリア・スキルフレームワークを提示しています。管理人としても、独学は危険だからやめた方がよい、というつもりは決してありません。

●社会人のみなさんへ

すでに会社で何年もパソコンを使っているみなさんなら、変な言い方ですが「合格だけが目的」なら、ITパスポート試験には独学でも十分合格できるのではないでしょうか。
でもちょっと考えてみてください。ITパスポート試験は、この資格を取得して新しい仕事に転職するとか、いまの会社で働き方を変えるとか、スキルチェンジのための試験ではありません。資格を取得しても仕事の内容は今までと変わりません。だから独学で勉強して合格しても、使える知識になっていなければ意味がないのです。

管理人としても、独学で勉強した知識が使えない知識だと言うつもりはありません。しかし独学よりも、やはり専門学校で講師に学んだり、通信講座のDVDで勉強する方が、ずっと使える知識になると思います。人に教わると理解が早く・深まりますし、いつまでも記憶に残りやすいからです。繰り返しますがITパスポート試験は、テクニック重視の詰め込み学習で勉強して合格しても意味がありません。本当に使えるスキルにするにはどのような学習方法が適切か、社会人のみなさんにも検討の余地ありです。

●学生のみなさんへ

学生の方やどちらかといえば「ITに苦手意識」をお持ちの社会人のみなさんへ。管理人はそんな方々へも、ITパスポート試験合格は独学でもムリではありません、と言いたいです。でもみなさんには特に、ITパスポート試験の知識は使えるようになって初めて意味があると強調したいです。
ITパスポートは、概念的な用語の整理に手間がかかる試験です。社会人の方ならすでにオフィスでその環境に囲まれているので、整理をするだけです。だけどその経験のない学生のみなさんは、覚えた上で整理をしなければなりません。だからちょっと心配なのは、知識が知識のためだけの知識になってしまうことです。

ITの概念的な知識というのは、曖昧さを残さず具体的にイメージできるよう覚えないと、仕事の現場ではほとんど役立ちません。だから社会人の方でも「ITに苦手意識」のある方はそのことをよく解っていて、ある程度は知っていることを、専門学校や通信講座で学んでいます。

ITパスポート試験は、合格できればそれでいいと考えないことです。おそらくこれから一生つきあっていくことになる基礎知識です。なるべく正確・確実に覚えて、記憶に残りやすい勉強法を検討しましょう。